この記事では、「辣韮」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「辣韮」の正しい読み方は「らつにら」と「らっきょう」どちら
「辣韮」の「辣」は、音読みで「ラツ」、訓読みで「から(い)」、「きび(しい)」などと読みます。
また「韮」は、音読みで「キュウ」、訓読みで「にら」と読むことができます。
「辣」を音読み、「韮」を訓読みで読むと、「らつにら」となりますが、この読み方ではないようです。
一方、「韮」は「きょう」とは読まないので、音読み、訓読みでは「らっきょう」とは読めません。
正しい読み方の結論
「辣韮」は「らっきょう」と読みます。
「らっきょう」は「薤」や「楽京」の漢字表記もあります。
「らっきょう」は「らっきょ」とも言います。
また、「おおにら(大韮)」、「さとにら(里韮)」の別名があります。
「辣韮」は「らつにら」ではなく、「らっきょう」と読むようにしましょう。
「辣韮」の意味
「辣韮」とは、ヒガンバナ科ネギ属に分類される多年草の植物のことを言います。
独特のニオイと辛みがあるのが特徴的です。
「辣韮」の「辣」は、「辛い」、「味が辛い」、「むごい」などの意味があります。
また「韮」は、「にら」、「ヒガンバナ科ネギ属の多年草」などを表しています。
「辣韮」の言葉の使い方や使われ方
・『辣韮の開花時期は10月から11月で、紫色の花が咲きます』
・『辣韮は地下にできる白や紫色の鱗茎(りんけい)を食用にします』
・『辣韮は中国が原産で、紀元前から食用にされてきました』
まとめ
「らっきょう」は甘酢漬けをカレーの付け合わせにするなど、日本では馴染みのある食材です。
ですが、「らっきょう」を漢字で「辣韮」と表記することは、意外と知らなかったかもしれません。
「辣韮」は「らつにら」とは読まずに、「らっきょう」と読むようにしましょう。