この記事では、「据え膳」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「据え膳」の正しい読み方は「すえぜん」と「よえぜん」どちら
「据え膳」は「すえぜん」と読み、訓音読みになります。
訓音読みとは、訓読みと音読みが組み合わさった読み方で、「湯桶読み(ゆとうよみ)」とも言います。
「ゆ」は訓読み、「とう」は音読みであるからです。
「据」の音読みは「きょ」、訓読みは「す(える)・す(わる)」、「膳」の音読みは「ぜん・せん」、訓読みは「そな(える)・かしわ」です。
「据え膳」は「据膳」とも書き、文化庁により送り仮名を含む語句を名詞として使う場合、送り仮名は省略できるとされています。
「よえぜん」という読み方はありません。
正しい読み方の結論
「据え膳」の正しい読み方は「すえぜん」です。
「よえぜん」とは読みません。
「据え膳」の意味
「据え膳」の意味は、「すぐ食べられる様に、食事の準備を整えて、お膳に載せ人の前に置くこと」「ものごとの準備を整え、人を待つこと」「女性の方から情事を誘うこと」「自分では何もせず、全て人の世話になること」です。
「据え」は動詞「据える」の連用形で「物をある場所に動かないように置く」という意味、「膳」は「料理をのせて人に供する台」「ととのえられた料理」という意味、「据え膳」で、「台に料理を載せて目の前に置くこと」になります。
「据え膳」の言葉の使い方や使われ方
「据え膳」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『彼は自宅で上げ膳・据え膳している』
・『ホテルの食事は部屋で据え膳にしてもらう』
・『据え膳食わぬは男の恥だ』
まとめ
今回は「据え膳」の読み方について紹介しました。
「据え膳」の正しい読み方は「すえぜん」で、「よえぜん」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。