この記事では、「今昔」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「今昔」の正しい読み方は「いまむかし」と「こんじゃく」どちら
「今昔」の読み方として考えられるものに、「いまむかし」と「こんじゃく」があります。
「いまむかし」と「こんじゃく」の二つの読み方のうち、「今昔」の正しい読み方はどちらでしょうか。
正しい読み方の結論
「今昔」の正しい読み方の結論は、「こんじゃく」が正しい読み方になります。
「今昔」をそのまま訓読みする「いまむかし」という読み方は誤読になります。
「今昔」の「こんじゃく」という読み方は、「今昔物語集」や「今昔の感」などでも使われているように慣用的に決められている読み方になります。
「今昔」の意味
「今昔」の意味は、シンプルに「今と昔・昔から今まで」になります。
「今昔」の読み方は「こんじゃく」であり「いまむかし」とは読みませんが、「こんせき」という「昔の漢音」で読まれることもあります。
「今昔」は、「今と昔を比較するさま・現在と過去を比べること」を示している言葉なのです。
「今昔」の言葉の使い方や使われ方
「今昔」の言葉の使い方・使われ方は、「今と昔・現在と過去を比べるさま」を意味して使うという使い方になります。
「今昔」を使った例文を以下で紹介します。
・『今昔の歴史をひもとけば、今も昔も人間が考えて行なおうとすることの本質や動機に大きな違いはありません』
・『二十年ぶりに故郷の北海道に帰ってきましたが、さすがに町の景色もすっかり変わって今昔の感があります』
・『平安時代後期に書かれた今昔物語集には、現代人が読んでも面白いと感じる説話が多く収載されています』
まとめ
この記事では、「今昔」の正しい読み方「こんじゃく」と意味を紹介しましたがいかがでしたか?「今昔」の読み方・意味・使い方を知りたいときは、この記事の解説を確認してみてください。