「角地」は不動産の土地物件情報などでよく見かける言葉ですが、具体的にどのような土地を指しどう読むのが正しいのでしょうか。
今回は、「角地」の正しい読み方と意味について解説します。
「角地」の正しい読み方は「かくち」と「かどち」どちら
「角地」という言葉の読み方を漢字の読みから考えると「かくち」と「かどち」のどちらかになります。
「かくち」と「かどち」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「角地」の正しい読み方は「かどち」です。
「角」には「角材」【かくざい】「鋭角」【えいかく】など「かく」という読み方と、「角番」【かどばん】「街角」【まちかど】など「かど」という読み方があります。
「地」は「地代」【ちだい】「跡地」【あとち】など「ち」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせた「かくち」と「かどち」の2つのうち「角地」の正しい読み方は「かどち」です。
「角地」を「かくち」と読むことは通常ありません。
「角地」の意味
「角地」とは、「道路が交わる角に面した土地」を指す言葉です。
道が交わる所にあり土地の二辺以上が道路に接している土地で、地図で見たとき角にあたる場所に位置する土地を指します。
曲がり角や交差点に面している土地は間口が複数あることから使い勝手がよく、他の土地に比べて高い価値が認められています。
同じ条件の土地であれば一辺しか道路に接していない土地よりも「角地」のほうが地価は上です。
「角地」の言葉の使い方や使われ方
・『角地は商売に向いている』
・『角地が売りに出された』
・『角地に一軒家を建てた』
まとめ
「角地」は「かくち」ではなく「かどち」と読みます。
不動産関係の用語として広く使われている言葉なので味方と合わせて意味も知っておきましょう。