「逸脱」の読み方と意味とは？「えつだつ」と「いつだつ」の正しい読み方について詳しく解釈

この記事では、「逸脱」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「逸脱」の正しい読み方は「えつだつ」と「いつだつ」どちら

逸脱という漢字表記を目にした人の中には、えつだつと読む人もいるものです。

ですが後ろの漢字である脱は単体でも、だつと読み事が可能ですが、最初に付く逸の漢字に、えつという読み自体存在していません。

そのため逸脱は、えつだつと読む事は不可能であり、いつだつと読むのが正しい読み方となっています。

逸脱は、いつだつと読むべき言葉です。

そもそも逸の漢字は単独でも、いつという読み方がある上に、後ろの脱の漢字もそのまま、だつと読む事が出来ます。

以上の事から逸脱は、いつだつと読む事が可能な言葉です。

逸脱は、ある場所から抜け去るや横にそれて逃れる等の意味を持っている逸の漢字に、ある組織や枠等から抜け出すとか外れる、取れてなくなるといった意味を所有する脱の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。

だからこそ逸脱は、決められた枠から外れてしまう事といった意味を表すのです。

・『悲しみに暮れているとはいえ、彼の逸脱した行為をこれ以上見逃す訳にはいきません』
・『私はきっちりと枠にはまった人生を送るよりも、幾分常識から逸脱した人生を送りたいと考えています』
・『規格外商品は安く購入出来るのが喜ばしい一方で、規格から逸脱しているだけにリスクもあるのです』

逸の漢字には、えつという読みは存在していないため、逸脱を、えつだつと読む事は出来ません。

逸脱は、いつだつと読むのが正解な言葉です。

更にそんな逸脱は、本筋とか定められた枠から外れる、という意味を示す際に、使用される言葉となっています。