この記事では、「雰囲気」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「雰囲気」の正しい読み方は「ふいんき」と「ふんいき」どちら
「雰囲気」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている三つの漢字の個別の読みを確認します。
「雰」の漢字の音読みは「フン」で、訓読みは「きり」です。
また、「囲」の漢字の音読みは「イ」で、訓読みは「かこ(む)」です。
さらに、「気」の漢字の音読みは「キ・ケ」で、訓読みは「いき」です。
ここから、三つの漢字を音読み+音読み+音読みで繋げれば、「ふんいき」と読める可能性があることが分かります。
しかし、個別の漢字の読み方を繋げても、「ふいんき」と読むことは難しく、間違いだと思われます。
さて、「雰囲気」の正しい読み方は「ふいんき」と「ふんいき」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
「雰囲気」の正しい読み方は「ふんいき」で、「ふいんき」と読むのは、先に推察した通り、明らかに間違いです。
漢字の読めない小さな子供が、耳から聞いて覚える場合には、なぜか「ふいんき」と聞き覚えて間違える場合がありますが、漢字をしっかりと読めれば、「ふいんき」と読み間違えることは少ないと言えるでしょう。
「雰囲気」の意味
「雰囲気」とは、「そこにいる人たちが自然に作り出している気分のこと」を意味する言葉です。
「雰囲気」の言葉の使い方や使われ方
・『会議は良い雰囲気の中で進み、重要な多くの意思決定がなされました』
・『転職先の職場の雰囲気は、前の職場と違って非常に居心地の良いものです』
まとめ
「雰囲気」の正しい読み方は「ふんいき」で、「ふいんき」と読むのは明らかに間違いです。
また、この「雰囲気」とは、「そこにいる人たちが自然に作り出している気分のこと」を意味する言葉です。