この記事では、「馬子」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「馬子」の正しい読み方は「まこ」と「まご」どちら
「馬子」の「馬」は、音読みで「バ」、「マ」、「メ」、訓読みで「うま」、「ま」と読みます。
また「子」は、音読みで「シ」、「ス」、訓読みで「こ」などと読むことができます。
「馬」を音読み、「子」を訓読みで読むと、「まこ」となりますが、この読み方ではないようです。
一方、「子」は「ご」とも読めるので、「まご」と読むことができます。
正しい読み方の結論
「馬子」は「まご」と読みます。
「馬子」は「まこ」ではなく、「まご」と読むようにしましょう。
「馬子」の意味
「馬子」とは、馬に人や荷物を乗せて運搬することを職業にした人のことを意味しています。
「馬子」の「馬」は、「うま」、「ウマ科の哺乳類」のことなどを言います。
また「子」は、「こ」、「こども」などを表しています。
「馬子」の言葉の使い方や使われ方
・『「馬子にも衣装」とは、どんな人間でも、ちゃんとした衣装を身につければ、立派に見えることのたとえです』
・『「馬子唄(まごうた)」とは、「馬追い歌」や「馬喰節(ばくろうぶし)とも言われる民謡のことです』
・『「馬子」は「馬方(うまかた)」や「馬追い」とも言います』
まとめ
「馬子」がもっとも活躍していたのは、江戸時代と言われています。
現代は車両を利用するようになったので、「馬子」という職業は必要がなくなりました。
そのため、「馬子」は馴染みのない語かもしれません。
しかし、「馬子にも衣装」は「馬子」から来ているたとえで、今でも使われています。
「馬子にも衣装」は「孫にも衣装」ではないので、間違えないようにしたいものです。
このたとえと一緒に、「馬子」の読み方を覚えてしまうのも良いかもしれません。