この記事では、「市井」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「市井」の正しい読み方は「いちい」と「しせい」どちら
ここでは「市井」の読み方を解説します。
「市井」は「いちい」や「しせい」と読めますが、どちらが正しいのでしょうか。
正しい読み方の結論
「市井」の読み方は「しせい」と読むのが正解です。
「いちい」という読み方は誤読になりますので、注意するとよいでしょう。
なお、「市」は音読みで「し」、訓読みで「いち」と読みます。
また「井」は音読みで「せい」、訓読みで「い」と読むのです。
つまり、音読みで読めば「しせい」であり、訓読みで読めば「いちい」になります。
しかし、「市井」と表記した場合には、「しせい」と読むのが普通です。
なお、例外は、名字として「いちい」と読む事があります。
「市井」の意味
「市井」とは、「人家が集まっている所」や「世間」などの意味を持つ言葉です。
井戸があるところには市が立ちます。
そして、水があり、商売がなされる場所には人が集まります。
それが語源となって「市井」という言葉ができたのです。
「市井」の言葉の使い方や使われ方
ここでは「市井」を使った例文を挙げていきます。
これらは全て「しせい」と読みます。
誤って「いちい」と読まないように注意しましょう。
・『市井の人ながら、大企業のトップののぼり詰めました』
・『芸能界を引退して、市井に生きる事にしました』
・『以外なことに、市井の生まれでした』
まとめ
これらのことから、「市井」という言葉は、「しせい」と読むことが分かります。
「市井」を「いちい」と読まないよう注意しましょう。
また、「市井」とは、「人家が集まっている所」や「世間」を意味する言葉です。
読み方と意味を、合わせておぼえておくとよいでしょう。