「寸胴」はどう読むと正しい読み方になるのでしょうか。
今回は、「寸胴」の正しい読み方と意味について解説します。
「寸胴」の正しい読み方は「すんどう」と「ずんどう」どちら
「寸胴」読み方として「すんどう」と「ずんどう」の2つが考えられます。
「すんどう」と「ずんどう」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「寸胴」の正しい読み方はです。
「寸」には「寸法」【すんぽう】「原寸」【げんすん】など「すん」という読み方と、「舌先三寸」【したさきさんずん】など「ずん」という読み方があります。
「胴」は「胴体」【どうたい】「胴衣」【どうい】など「どう」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせた「すんどう」と「ずんどう」の2つのうち「寸胴」の正しい読み方は「ずんどう」です。
「寸胴」の正しい読み方は「ずんどう」ひとつしかなく「すんどう」など他の読み方は全て誤りです。
「寸胴」の意味
「寸胴」には2つの意味があります。
ひとつは「起伏の乏しい体型」、もうひとつは「円柱形をした大きめの鍋」が「寸胴」の意味合いです。
もともとは寸法的に変化がほとんどない体型を指す言葉でしたが、そこから転じて「変化がほとんどなく平らで円柱形に近い形をしたもの」という意味で使われるようになります。
円柱形のさまざまなものに使われていますが、現在は「寸胴」というと「スープを煮込むときなどに使う大型で円柱形状の鍋」を指すのが一般的です。
「寸胴」の言葉の使い方や使われ方
・『寸胴でスタイルが悪い』
・『寸胴な体型にはドレスよりも着物が似合う』
・『豚骨と鶏がらを寸胴で煮込んでスープを作る』
まとめ
「寸胴」は「すんどう」ではなく、「ずんどう」と読みます。
調理関係者なら常識として知っている言葉ですが、それ以外の方も正しい読み方と意味を知っておきましょう。