この記事では、「底土」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「底土」の正しい読み方は「しはに」と「ていど」どちら
「底土」の読み方として考えられるものに、「しはに」と「ていど」があります。
「しはに」と「ていど」の二つの読み方のうち、「底土」の正しい読み方はどちらでしょうか。
正しい読み方の結論
「底土」の正しい読み方の結論は、「しはに」と「ていど」のどちらとも正しい読み方になります。
「底土」の現代における一般的な読み方は「ていど・そこつち」ですが、「しはに」という古語に由来する特別な読み方も残っています。
「底土」の言葉の「底」と「土」という漢字を音読みすれば「ていど」、訓読みすれば「そこつち」になります。
「底土」を古語に由来する熟字訓で読めば、「しはに」になるのです。
「底土」の意味
「底土」の意味は、「田んぼ・畑の表面にまで出てこない下層にある土壌」を意味しています。
「底土」とは、「田畑を耕す時に耕運機でも掘り返されることのない底のほうの心土(しんど)」を指しています。
「底土」を「しはに」と読む場合は、古語の「下土(しはに)」や「志婆邇(しはに・しばに)」を語源としています。
「しはに」と読んでも、「底土」と意味は変わりません。
「底土」の言葉の使い方や使われ方
「底土」の言葉の使い方・使われ方を示すため、この言葉を使った例文を以下で紹介します。
・『底土の土壌が安定していないと、野菜や果物が順調に育ちにくいのです』
・『かなり深い地層の部分にあるのが底土なので、鍬や鋤を使って人力で掘り返しても底土にまで届きません』
・『底土の色合いや質、地層を調査することで、表土の下にある土壌のいろいろな性質・歴史が分かってきます』
まとめ
この記事では、「底土」の正しい読み方「しはに・ていど」とその意味を紹介しましたがいかがでしたか?「底土」の読み方・意味・使い方を調べたいときは、この記事の解説を参考にしてみてください。
