この記事では、「漏電」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「漏電」の正しい読み方は「ろうでん」と「もれでん」どちら
「漏電」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「漏」の漢字の音読みは「ロウ」で、訓読みは「も(る)・も(れる)」です。
また、「電」の漢字の音読みは「デン」で、訓読みは「いなずま」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「ろうでん」と読めることが分かります。
また、訓読み+音読みで繋いで、いわゆる「湯桶読み」すれば、「もれでん」と読める可能性があることも分かります。
しかし、この分析からは、いずれが正しいか判断することは出来ません。
さて、「漏電」の正しい読み方は「ろうでん」と「もれでん」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「漏電」の正しい読み方は「ろうでん」で、「もれでん」と読むのは間違いです。
この熟語においては、最も一般的な二つの漢字の音読みを重ねた読み方が正しく、少し特殊な「湯桶読み」は間違いという結論です。
「漏電」の意味
「漏電」とは、「配電の不備や、電線の劣化による絶縁不良により、電流が電気回路以外にもれて流れること」を意味する言葉です。
漏電は、火災や感電の原因となるため、家庭内の配線・配電において注意が必要なポイントと言えます。
「漏電」の言葉の使い方や使われ方
・『先日、近所で漏電が原因の火災が発生しました』
・『漏電による火災や感電を防止するために、漏電ブレーカーを取り付けることが有効です』
まとめ
「漏電」の正しい読み方は「ろうでん」で、「もれでん」と読むのは間違いです。
また、この「漏電」とは、「配電の不備や、電線の劣化による絶縁不良により、電流が電気回路以外にもれて流れること」を意味する言葉です。
