この記事では、「無勢」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「無勢」の正しい読み方は「むぜい」と「ぶぜい」どちら
「無勢」の読み方として予測できるものに、「むぜい」と「ぶぜい」があります。
「むぜい」と「ぶぜい」の二つの読み方のうち、「無勢」の正しい読み方はどちらでしょうか。
正しい読み方の結論
「無勢」の正しい読み方の結論は、「ぶぜい」が正しい読み方になります。
「無勢」の言葉で使われている「無」の漢字の音読みは「ム」ですが、「無勢」の場合は慣用的に「ム」ではなく「ブ」と読むことが決められています。
「多勢に無勢」などの慣用句でも「ぶぜい」という読み方になります。
そのため、「無勢」を「むぜい」と読むのは誤読となるのです。
「むぜい」と読むことができる漢字表記は「無税」になります。
「無勢」の意味
「無勢」の意味は、「戦いなどに臨む人数が少ないこと」を意味しています。
「無勢」という言葉は、「味方になってくれる人の数が少なくて相手(敵)よりも不利な情勢」の意味を持っているのです。
「無勢」の古語の語源における読み方は「ぶせい」であったとされています。
「無勢」の言葉の使い方や使われ方
「無勢」の言葉の使い方・使われ方を示すため、この言葉を使った例文を以下で紹介します。
・『多勢に無勢で勝機は極めて薄いと分かってはいますが、ここで逃げるわけにはいかないのです』
・『あらかじめ十分な人数を集めてそろえておくことで、多勢に無勢の窮地に陥るリスクを引き下げることができます』
・『無勢であっても少数精鋭で士気が高いので、夜襲・奇襲で不意討ちすれば勝てる可能性はゼロではありません』
まとめ
この記事では、「無勢」の正しい読み方「ぶぜい」とその意味を紹介しましたがいかがでしたか?「無勢」の読み方・意味・使い方を知りたいときは、この記事の解説をチェックしてみてください。