門構えに活で「闊」の読み方とは?使い方など簡単に解釈

門構えに活で「闊」の読み方とは? 読み方

門構えに活と書く「闊」は何と読みどんな意味を持つのでしょうか。

今回は、「闊」の読み方と意味について解説します。

門構えに活で「闊」の読み方

「闊」の読み方は音読みでは「カツ」、訓読みでは「ひろ?い」です。

「闊」の意味や解説

「闊」とは、「面積や空間に余裕があり十分であるさま」を意味する言葉です。

物事の広さを意味する言葉で、ある場所の面積や空間の容積のほか器量の大きさのような心の広さに対しても使います。

狭さを感じないくらい十分なゆとりある広さを表す言葉ですが広いがゆえに距離が離れてしまい不便や不都合が生じる、というネガティブな意味合いでも使われる表現です。

同じ広さでも人により感じ方は異なります。

広くてゆとりがあり窮屈さがないと好ましく考える人もいれば移動するのに遠くて時間がかかると考える人もいます。

「闊」は広いことそのものを表す言葉なのでそのことをどうとらえるかについてはその人次第です。

考え方や使い方によって良い意味にも悪い意味にもなる言葉です。

「闊」の熟語での使い方や使われ方

・『闊達』【かったつ】
「些末なことは気にしないさま」を意味します。

心が広くゆとりがあるさまを表す言葉でゆとりある人は細かいことにはこだわらないことから「器が大きく些末なことは気にしない様子」を表す意味で使われる表現です。

・『迂闊』【うかつ】
「ぼんやりしていて事情に疎いこと」を意味する言葉です。

物事の中心部から遠く離れていると情報を入手しづらく事情の理解が遅れてしまうことに由来します。

元々は事情を詳しく知らないことを意味する言葉でしたが現在は「理解力や注意力に欠けている」という意味で使われています。

・『闊歩』【かっぽ】
「歩幅を広くとる歩き方」のことです。

ゆったり構え大手を振って歩く様子から「堂々とする」「我が物顔」など威張り散らす様子を表す言葉として使われます。

まとめ

「闊」は様々な意味で使う言葉なので本来の意味だけでなく熟語で使う場合の意味も憶えておきましょう。

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