仕事でやらかした時に飛ばされてしまう先が「閑職」です。
この言葉は具体的にどのような職のことで何と読めばいいのでしょうか。
今回は、「閑職」の正しい読み方と意味について解説します。
「閑職」の正しい読み方は「かんしょく」と「へいしょく」どちら
「閑職」という言葉の読み方として使えそうなのが「かんしょく」と「へいしょく」です。
「かんしょく」と「へいしょく」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「閑職」の正しい読み方は「かんしょく」です。
「閑」は「閑話」【かんわ】「閑静」【かんせい】など「かん」と読み、「職」は「職業」【しょくぎょう】「就職」【しゅうしょく】など「しょく」と読みます。
漢字の読み方を合わせた「かんしょく」が「閑職」の正しい読み方です。
「閑」に「へい」という読み方はありません。
「へいしょく」は「閑」と「閉」【へい】を間違えた誤読です。
「閑職」の意味
「閑職」とは、「重要ではない役職」を意味する言葉です。
大切な仕事や重い責任を任されていない役職を指します。
いわゆる窓際族と呼ばれるような組織の中でも重要視されてないポストを表す言葉で、組織にとって必要ではあるものの誰がやっても構わないような重要性の低い役職が該当します。
「閑」には「ひま」という意味があり、肩書きはあってもやることがなくてひまな役職が「閑職」です。
「閑職」の言葉の使い方や使われ方
・『仕事でミスして閑職に飛ばされる』
・『閑職だが気楽に働きたい自分には合っている』
・『閑職でも地位はそれなりに高いので給料はいい』
まとめ
「閑職」は「かんしょく」と読むのが正しく「へいしょく」は誤りです。
ネガティブな意味合いで使われることが多い表現ですが組織によってどのような役職を指すのかは異なるので、肩書きだけで決めつけないようにしましょう。