「月極駐車場」の読み方、ホントにそれでちゃんと合ってる?
この記事では、「月極」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「月極」の正しい読み方は「つきぎめ」と「げっきょく」どちら
駐車場でお馴染みの「月極」ですが、正しくは「つきぎめ」と読みます。
語呂も良いことから音読みで「げっきょく」と呼んでいる方もちらほらいらっしゃいますが、この読み方は誤りです。
その証拠に「げっきょく」で変換しようとしても「月極」はでてきません。
正しい読み方の結論
「月極」は「つきぎめ」とだけ読み、それ以外の読み方はありません。
「月極」の意味
「月極」は「ひと月を単位として契約などを締結すること」を意味する言葉です。
「極」という漢字は「極(きわ)める」とも書くように、「やりつくす」や「果て」、「程度が甚だしいこと」などの意味を表す漢字です。
しかし、その他にも「決め事」や「取り決め」という意味が含まれているのです。
もともと、江戸時代から戦前頃まで、「極」は「約束する」という意味で「きめる」や「きまる」と読まれていたそうで、「つきぎめ」という読み方はその時の名残だとも言われています。
それを踏まえると、「月極」は読んで字のごとく「ひと月ごとの取り決めや約束(=契約)」を表す言葉と言えます。
「月極」の言葉の使い方や使われ方
・『親が月極で新聞をとっているが、電子書籍に切り換えたらどうかと勧めてみた』
・『月額制のサブスクリプションは月極契約とも言える』
・『月極形式で契約できる駐車場が会社の近くにないか探していた』
まとめ
「月極」は「つきぎめ」と読み、「月極」とは「ひと月を単位として契約などを締結すること」を意味する言葉です。