優れた才能を持つ人や優秀な成績の人を表すときに使う言葉として「傑出」があります。
この言葉は具体的に何を表しどう読むのが正しいのでしょうか。
今回は、「傑出」の正しい読み方と意味について解説します。
「傑出」の正しい読み方は「けっしゅつ」と「けっで」どちら
「傑出」という言葉の読み方としては「けっしゅつ」と「けっで」の2つが浮かびます。
「けっしゅつ」と「けっで」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「傑出」の正しい読み方は「けっしゅつ」です。
「傑」は「傑作」【けっさく】「傑士」【けっし】など「けっ」と読みます。
「出」は「出馬」【しゅつば】「脱出」【だっしゅつ】など「しゅつ」と読むほか、「出先」【でさき】「遠出」【とおで】など「で」とも読みます。
それぞれの読み方を組み合わせてできる「けっしゅつ」と「けっで」のうち「傑出」の正しい読み方は「けっしゅつ」です。
「傑出」の正しい読み方はひとつしかなく「けっで」と読むのは間違いです。
「傑出」の意味
「傑出」とは、「他を圧倒的に上回ること」を意味する言葉です。
「傑出」の「傑」には優れるという意味があり「出」にはある範囲から離れるという意味があります。
「傑出」とは他よりも優れて離れているさまを表す言葉で、才能が抜きん出ていたり成績が上回っていたりなど突出した優秀さに対して用いる表現です。
「傑出」の言葉の使い方や使われ方
・『一人だけ傑出した成績を残す』
・『明らかに一人だけ実力が傑出している』
・『歴代でもトップの傑出度だ』
まとめ
「傑出」の正しい読み方は「けっしゅつ」で「けっで」は間違った読み方です。
テストの得点やスポーツの成績など結果がはっきりと数字で表れる物事に対してよく使う表現なので覚えておきましょう。
