この記事では、「切傷」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「切傷」の正しい読み方は「きりきず」と「せっしょう」のどちら
刃物で体を切りつけられて傷を負うことや、人を切って傷つけてしまう行為を「切傷」【きりきず】といいます。
主に、鋭い刀で斜めに腕を切られたり、さっと鋭利なナイフで胸を傷つけられるといったときできる切り傷【きりきず】を指すわけです。
また、人から鋭い言葉を投げかけられて、心が傷つくという意味合いで使われる言葉としても使われています。
正しい読み方の結論
「切傷」と書くときは「切」を「きり」、「傷」は「きず」と読んで「きりきず」と読んだ方が正しい読み方になるわけです。
音読みの場合は「せつ」と「しょう」で「せっしょう」と言いますが、一般的な読み方は「きりきず」と読むことが正しく、多くの人に通じる言葉になるでしょう。
「切傷」の意味
「切」は「傷」は痛めるという意味があり、この二つの漢字を掛け合わせると「切傷が痛む」という意味合いになります。
このことが転じて、心が痛むほど傷を負うといったように、人に言われたひどい言葉や態度で悲しむほど落ち込む自分の状態を表せる言葉としても使えるわけです。
また、心が引き裂かれるほどの衝撃的な悲しい出来事に遭遇したときのつらさを表せます。
「切傷」の言葉の使い方や使われ方
・『刀で切る練習していたとき、誤って腕を切傷してしまった』
・『10代のとき、友人と喧嘩して切られた太ももに残る切傷が痛む』
・『兄から学歴がないことを馬鹿にされたときの切傷が癒えない』
まとめ
人から鋭利なもので切られたことで負った傷の状態を表す言葉をご紹介しました。
自分なりにこの言葉を使い、心に痛手を負った状態をうまく表してみるのもいいでしょう。