この記事では、「態々」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「態々」の正しい読み方は「だいたい」と「わざわざ」どちら
「態」という漢字は訓読みでは「態(わざ)と」や「さま」と読み、音読みでは「たい」や「てい」と読みます。
そして、「々」は同じ漢字が続いて繰り返されるときに用いられる記号であり、読みも最初の漢字の音に従います。
「態々」の場合、「態」に訓読みの「わざ」を当て、「々」で「わざ」を繰り返して、「わざわざ」と読むのが正解です。
正しい読み方の結論
「態々」の正しい読み方は「わざわざ」になります。
「態々」の意味
「態々」には以下の意味が含まれています。
・「ついでではなく、とりわけそのためだけに行うさま」や「特にそのために」
・「しなくてもよいことをことさらするさま」や「故意に」
・「わざとらあしく見える」
・「話し方が悪い」
「態」という漢字は「わざと」という意味のほか、「状態」や「姿態」に用いられるように「さま」や「姿」、「かたち」や「様子」、「有り様」という意味、「態度」や「態勢」など「心構え」や「身構え」などの意味が含まれています。
「態々」の言葉の使い方や使われ方
・『態々対面で伝えなくても、電話やメールで伝えればいいのに』
・『軽いお礼の言葉だけで構わないのに、態々お礼の品まで贈ってくれた』
・『態々こちらまで出向いてもらって、申し訳ない限りだ』
まとめ
・「態々」の正しい読み方は「わざわざ」になります。
・「態々」は「ついでではなく、とりわけそのためだけに行うさま」や「特にそのために」、「しなくてもよいことをことさらするさま」などの意味を含める言葉です。