街を歩いていると店の看板に「茶舗」という言葉を見かけることがあります。
この言葉はどのような意味で何と読むのが正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「茶舗」の正しい読み方と意味について解説します。
「茶舗」の正しい読み方は「ちゃほ」と「さほ」どちら
「茶舗」という言葉の読み方として「ちゃほ」と「さほ」が考えられます。
「ちゃほ」と「さほ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「茶舗」の正しい読み方は「ちゃほ」です。
「茶」には「茶葉」【ちゃば】「煎茶」【せんちゃ】など「ちゃ」という読み方と、「茶道」【さどう】「喫茶」【きっさ】など「さ」という読み方があります。
「舗」は「舗装」【ほそう】「商舗」【しょうほ】など「ほ」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「ちゃほ」と「さほ」のうちが「茶舗」の正しい読み方は「ちゃほ」です。
「茶舗」の意味
「茶舗」とは、「お茶製品を製造、販売する店」のことです。
いわゆるお茶屋さんを指す言葉で、仕入れた茶葉を袋詰めして販売するほか店先で茶葉を焙煎してほうじ茶を製造するなど茶葉の加工や製造も行います。
茶葉は湿気に弱く取り扱いが難しいことから昔から専門店で製造販売されており今でもその伝統が残されています。
そのようなお茶を専門に扱う店を指す言葉が「茶舗」です。
近年は茶葉を取り扱う店だけでなく緑茶を飲ませる店、いわゆる喫茶店に当たる店が「茶舗」の看板を掲げる動画ケースも見られます。
「茶舗」の言葉の使い方や使われ方
・『茶舗で茶葉を購入する』
・『茶舗の前はお茶のいい香りが漂っている』
・『茶舗の店先に茶箱が積まれている』
まとめ
「茶舗」の正しい読み方は「ちゃほ」で「さほ」は間違いです。
近年はだいぶ数が少なくなっていますが昔から続く老舗も多いので正しい読み方を覚えておきましょう。
