物流業界で使われている専門用語に「荷姿」という言葉があります。
この言葉は何を意味していてどう読めばいいのでしょうか。
今回は、「荷姿」の正しい読み方と意味について解説します。
「荷姿」の正しい読み方は「にすがた」と「にし」どちら
「荷姿」の読み方を使われている漢字から考えると「にすがた」と「にし」の2つになります。
「にすがた」と「にし」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「荷姿」の正しい読み方は「にすがた」です。
「荷」は「荷物」【にもつ】「重荷」【おもに】など「に」と読みます。
「姿」は「姿見」【すがたみ】「艶姿」【あですがた】など「すがた」と読むほか、「姿勢」【しせい】「姿態」【したい】など「し」とも読みます。
それぞれの読み方を合わせると「にすがた」と「にし」になりますが「荷姿」の正しい読み方は「にすがた」で「にし」は間違った読み方です。
「荷姿」の意味
「荷姿」とは、「荷物の外観」を意味する言葉です。
荷物として運ばれているものを外から見た時の見た目を表す言葉で、一般的には梱包や包装など荷物として運ぶためにどのような外観になっているのかを表します。
輸送する際には丈夫な箱に入れたり梱包材で包んだりなど運んでも大丈夫なように工夫して外観を整えますが、そのような外から見てわかる荷物としての状態を指す言葉が「荷姿」です。
中身に合わせた荷姿にすることで安全かつ迅速に輸送できます。
「荷姿」の言葉の使い方や使われ方
・『荷姿が整っていない荷物を運ぶのは怖い』
・『安全に運べるよう荷姿を整える』
・『最適な荷姿を検討する』
まとめ
「荷姿」の読み方は「にすがた」で「にし」とは読みません。
物流業界で使われる専門用語で日常ではほとんど使われませんが、難しい言葉ではないので正しい読み方と意味を理解しておきましょう。
