優れた経営者には「先見の明」があると言われますが、この言葉は具体的に何を指しどう読むのが正しいのでしょうか。
今回は、「先見の明」の正しい読み方と意味について解説します。
「先見の明」の正しい読み方は「せんけんのめい」と「せんみのめい」どちら
「先見の明」という言葉の読み方としては「せんけんのめい」と「せんみのめい」の2つが考えられます。
「せんけんのめい」と「せんみのめい」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「先見の明」の正しい読み方は「せんけんのめい」です。
「先」は「先生」【せんせい】「率先」【そっせん】など「せん」と読みます。
「見」には「見学」【けんがく】「拝見」【はいけん】など「けん」という読み方と、「見所」【みどころ】「花見」【はなみ】など「み」という読み方があります。
「明」の読み方は「明快」【めいかい】「鮮明」【せんめい】など「めい」です。
漢字の読み方からすると「せんけんのめい」と「せんみのめい」になりますが「先見の明」の正しい読み方は「せんけんのめい」です。
「先見の明」の意味
「先見の明」とは、「先を見通す優れた能力」を意味する言葉です。
これから起きる事を事前に状況や情報から判断して見通す能力が優れているさまを表します。
余地や予感といった第六感的なものではなく、見聞や学識など知識から将来を推察する能力が優秀であることを表す言葉です。
「先見の明」の言葉の使い方や使われ方
・『いち早く電気自動車に投資した彼には先見の明がある』
・『時代を切り開くのは先見の明がある人だ』
・『二軍時代から注目していたとは素晴らしい先見の明の持ち主だ』
まとめ
「先見の明」の正しい読み方は「せんけんのめい」で「せんみのめい」とは読みません。
色々な場面で使われる言葉なので読み方と意味を理解しておきましょう。