この記事では、「家事按分」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「家事按分」の正しい読み方は「かじあんぶん」と「かじせつぶん」どちら
「家事按分」の「家」は、音読みで「カ」、「ケ」、訓読みで「いえ」、「や」などと読みます。
また「事」は、音読みで「ジ」、「ズ」、訓読みで「こと」などとなります。
さらに「按」は、音読みで「アン」、訓読みで「おさ(える)」、「かんが(える)」、「しら(べる)」と読むことができます。
その上、「分」は音読みで「ブ」、「フン」、「ブン」、訓読みで「わ(かる)」、「わ(かれる)」などになります。
「家」、「事」、「按」、「分」をすべて音読みにすると、「かじあんぶん」と読めます。
しかし、「按」は「せつ」とは読まないので、「かじせつぶん」と読むことはできません。
正しい読み方の結論
「家事按分」は「かじあんぶん」と読みます。
「按」は「あん」とは読めますが、「せつ」とは読みません。
「家事按分」は「かじせつぶん」ではなく、「かじあんぶん」と読むようにしましょう。
「家事按分」の意味
「家事按分」とは、事業主が事業用と私用の両方に該当する支出の一部を必要経費として計上することを言います。
「家事按分」の「家」は、「いえ」、「うち」などを意味しています。
また「事」は、「こと」、「ものごと」、「つかえる」などを表しています。
さらに「按」は、「おさえる」、「しらべる」などの意味を持っています。
その上、「分」は「わかつ」、「わける」などを指しています。
「家事按分」の言葉の使い方や使われ方
・『水道光熱費を家事按分して経費に計上する』
・『個人事業主になったので、家事按分が必要になった』
・『確定申告のために、通信費の家事按分を計算する』
まとめ
「家事按分」は漢字の意味から見ると、「家の事を按分する」と言う意味合いになります。
「家事按分」は「かじあんぶん」と読むことを覚えておくと良いでしょう。