ものを与えたり世の中に対して役立つことを示す言葉には「寄与」があります。
この記事では、「寄与」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「寄与」の正しい読み方は「きよ」と「よよ」どちら
「寄与」の正しい読み方は「きよ」であり、「よよ」とは読みません。
この言葉に使われている「寄」は音読みで「き」と読み、訓読みは「寄せる」で「よせる」、「寄る」で「よる」と読みます。
「与」は音読みで「よ」と読み、訓読みは「与える」で「あたえる」と読みます。
正しい読み方の結論
「寄与」の正しい読み方は「きよ」であり、「よよ」は間違いです。
「寄与」の意味
「寄与」は元々ものを与えるという意味で使われていましたが、現在では世の中や社会のために役立つことを表す時に使う言葉です。
この言葉に使われている「寄」は立ち寄るや身を寄せるという意味で使いますが、これ以外にはものを預けたり贈るという意味も存在します。
「寄与」はものを贈るという意味や社会に役立つという意味があり、どちらの場合もポジティブな意味で使います。
「寄与」の類義語としては「貢献」があり、こちらも世の中や社会で役立つ時に使うことが可能です。
「寄与」の言葉の使い方や使われ方
・『科学の発展に寄与した教授と話す機会がありました』
・『長年会社に寄与してきたが、ようやく円満退社が見えてきました』
・『地球平和のために寄与してきたヒーローの映画を借りてきました』
まとめ
「寄与」は元々ものを贈り与える時に使う言葉でしたが、現在では世の中や社会に対して貢献する時や尽力する時に使います。
「寄与」は基本的にポジティブな意味で使われますが、経済用語ではよい意味以外にも悪い意味で使うこともあります。