この記事では、「賃金」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「賃金」の正しい読み方は「ちんきん」と「ちんぎん」どちら
賃金の漢字表記を目にした人の中には、ちんきんと読む人もいれば、ちんぎんと読む人もいるものです。
お陰で、ちんきんとちんぎんのどちらの読みが正しいのかで、迷ってしまったりします。
所が賃金は、ちんきんとちんぎんの両方の読み方が可能な言葉です。
以上の事から、ちんきんと読んでも、ちんぎんと読んでも、どちらも正しい読み方と言えます。
正しい読み方の結論
賃金は、ちんきんとちんぎん、2つの読みが出来る言葉です。
ただし賃金という漢字の構成から、ちんきんと読む事は理解し易かったりします。
問題なのは、ちんぎんの方で、どうして金の漢字を、ぎんと読んでしまうのかが分からないという人が少なくありません。
考えられるのが、ちんぎんは元々賃銀と表記されていたので、その時の名残が残っているというのが理由の1つです。
他には日本語の連濁により、後ろの語であるきんが、ぎんという風に濁って発音する様になったとの理由も考えられます。
「賃金」の意味
賃金は、人や物を利用する際に支払うきんせんといった意味を持っている賃の漢字に、おかねや貨幣等の意味を有している金の漢字を付け足す事で成立した言葉です。
だからこそ賃金は、労働の対価として支払われる金銭といった意味を表します。
「賃金」の言葉の使い方や使われ方
・『政府により最低賃金の引き上げが行われました』
・『うちの会社は最近、賃金の支払いが滞りがちなのでかなり不安です』
・『仕事内容を見る限り、現在の賃金との釣り合いが取れていない様に見えます』
まとめ
賃金の漢字を見て、ちんきんと読むべきか、ちんぎんと読むべきかで悩む人も珍しくありません。
ですが賃金は、ちんきんと読んでも、ちんぎんと読んでも正解な言葉となっています。
そんな賃金は、労働者に労働の対価として支払われるお金といった意味の言葉として、用いられる事が多いです。