数や程度が少ないことを表す言葉には「聊か」があります。
この記事では、「聊か」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「聊か」の正しい読み方は「いささか」と「りょうか」どちら
「聊か」の正しい読み方は「いささか」であり、「りょうか」とは読みません。
「聊」は音読みで「りょう」と読み、訓読みは「聊か」で「いささか」、「聊る」で「たよる」、「聊しむ」で「たのしむ」と読みます。
「聊か」は「些か」と書くことも可能です。
正しい読み方の結論
「聊か」の正しい読み方は「いささか」であり、「りょうか」は間違いです。
「聊か」の意味
「聊か」とは数量や程度が少ないことを表す時に使う言葉です。
「聊か」は形容詞以外にも副詞として使うことも多く、こちらの場合は程度が少しの場合やわずかばかりという意味で使うのが特徴です。
副詞の場合は打消しや否定の語を付けることで「少しも○○ではない」という意味になります。
「聊」はほんの少しという意味以外にも、何かを頼るという意味や物事を楽しむという意味があります。
「聊か」と同じ読み方をする「些か」は単純に数量や程度が少ないという意味のみで使います。
「聊か」の言葉の使い方や使われ方
・『その考え方は聊か偏見に基づいていると思います』
・『このクイズは聊か子どもに難しいと思っていましたが、彼女はあっという間に解きました』
・『備蓄は聊かだが、軍師は必死になって籠城戦の策を練った』
まとめ
「聊か」は数量や程度が少ないことを表す時に使う言葉であり、同じ意味の言葉としては「些か」を使うことが可能です。
「聊か」は物事がかりそめである様を示す時に使うことが可能ですが、「些か」は数量などが少ない時に使います。