この記事では、「虚」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「虚」の正しい読み方は「キョ」と「むなしい」と「うつろ」
「虚」の正しい読み方は、音読みで「キョ・コ」、訓読みで「むなしい・うつろ・うろ」になります。
「虚」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「虚」は漢字一文字だけであるため、その読み方をすでに分かっている人の場合には、間違った読み方をしてしまうことはあまりないでしょう。
強いて挙げれば、「虚」の漢字は「虎」と見た目が似ているため、「虚」の読み方を知らなければ「とら」という間違った読み方をする可能性はあるかもしれません。
「虚」を使った熟語
「虚」という漢字を使った熟語とその意味を分かりやすく紹介していきます。
「虚無」
「虚無」という言葉の正しい読み方は「きょむ」になります。
「虚無」とは、「意味や価値がなくてむなしいさま」を意味しています。
「果てがない宇宙や虚空(こくう)」の意味でも使われます。
「この世界にあるすべてのものに意味・価値を認めない思想」を「虚無主義・ニヒリズム」といいます。
「虚栄」
「虚栄」という熟語の正しい読み方は、「きょえい」になります。
「虚栄」の意味合いは、「実質的な中身が充実していない表層だけ(うわべだけ)の繁栄・栄光」になります。
「虚栄」は、「外見だけ装って、自分を実際以上に価値があるように見せかけている様子」を意味しているのです。
「謙虚」
「謙虚」という熟語の正しい読み方は、「けんきょ」になります。
「謙虚」とは、「出しゃばらず控え目で礼儀正しいさま」の意味合いを持っている言葉です。
「謙虚」には、「相手よりもへりくだって、相手を立てたり相手の意見を素直に取り入れたりするさま」といったニュアンスが備わっています。
まとめ
この記事では、「虚」の正しい読み方が「キョ・コ・むなしい・うつろ・うろ」であることを示しました。
「虚」の間違いやすい読み方や「虚」を使った熟語の意味についても解説していますのでチェックしてみてください。
