「一丁締め」はどう読み何を表す言葉なのでしょうか。
この記事では、「一丁締め」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「一丁締め」の正しい読み方は「いっちょうじめ」
「一丁締め」の正しい読み方は「いっちょうじめ」です。
「一丁」は「一丁前」【いっちょうまえ】「出前一丁」【でまえいっちょう】など「いっちょう」と読みます。
「締め」は「活け締め」【いけじめ】「野締め」【のじめ】など「じめ」と読みます。
2つの読み方を組み合わせてできる「いっちょうじめ」が「一丁締め」の正しい読み方です。
「一丁締め」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「一丁締め」のよくある間違った読み方として挙がるのが「いっていじめ」「いっぽんじめ」です。
「丁」には「丁字路」【ていじろ】「丁寧」【ていねい】など「てい」という読み方がありますが「いっていじめ」とは読みません。
「いっぽんじめ」は「一丁締め」とよく似た別の行為を表す言葉です。
「一丁締め」について説明
「一丁締め」とは、「手を一度だけ叩く手締めのやり方」のことです。
集会の終わりなど物事をお開きにする時に手を叩いて締めることを「手締め」といいます。
手締めにはいろいろなやり方がありますが、手を一度だけ叩いて終わりにする最もシンプルなやり方が「一丁締め」です。
手締めは「タタタンタタタンタタタンタン」のリズムで手拍子を三度繰り返す「三本締め」が一般的で、時間をかけず簡潔に終わらせたい時に手拍子一度だけで済む「一丁締め」が行われます。
「一丁締め」の言葉の由来
「手拍子一丁だけで締める」に由来します。
まとめ
「一丁締め」は簡潔な略式扱いの手締めです。
会社の総会や大規模なパーティーなどフォーマルな場ではあまり使われませんが、叩く回数を間違えないよう言葉の意味と読み方を知っておきましょう。