この記事では、「不活化」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「不活化」の正しい読み方は「ふかつか」と「ふかっか」どちら
「活」という漢字は訓読みでは「活(い)きる」と読み、音読みでは「かつ」と読みます。
そして、「化」という漢字は訓読みでは「化(ば)ける」や「化(か)える」と読み、音読みでは「か」や「け」と読みます。
「不活化」の場合、「活」と「化」それぞれに音読みを当て、「ふかつか」と読むのが正解です。
「活」を音読みで用いる熟語の中には「活気(かっき)」や「活火山(かっかざん)」のように「かつ」を促音に変化させて「かっ」と読むものもありますが、「ふかっか」と読むのは誤用になるので注意しましょう。
正しい読み方の結論
「不活化」の正しい読み方は「ふかつか」になります。
「不活化」の意味
「不活化」とは、「本来の働きを失わせる作用」、とりわけ「ウィルスや細菌などの感染力や毒性を失わせること」という意味を指す言葉です。
「不活化」を用いた熟語としては「不活化効果」や「不活化ワクチン」、「不活化ポリオワクチン」(=IPV)などがあります。
「不活化」の言葉の使い方や使われ方
・『不活化ワクチンが及ぼす効果が専門家により解説された』
・『お茶に含まれる成分にはウィルスの不活化効果があると論文で発表された』
・『新型コロナウィルスの不活化について、動画で詳しい説明がされていた』
まとめ
・「不活化」の正しい読み方は「ふかつか」になります。
・「不活化」とは、「本来の働きを失わせる作用」、とりわけ「ウィルスや細菌などの感染力や毒性を失わせること」という意味を指す言葉です。