この記事では、「不知火」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「不知火」の正しい読み方は「ふちか」と「しらぬい」どちら
「不知火」の「不」は、音読みで「フ」、「ブ」、訓読みで「ず」と読みます。
また「知」は、音読みで「チ」、訓読みで「し(る)」、「し(らせる)」となります。
さらに「火」は、音読みで「カ」、「コ」、訓読みで「ひ」、「ほ」と読むことができます。
「不」、「知」、「火」をすべて音読みにすると、「ふちか」になりますが、この読み方ではないようです。
一方、音読み、訓読みでは読めませんが、「不知火」は「しらぬい」と読みます。
正しい読み方の結論
「不知火」の正しい読み方は「しらぬい」です。
「不知」で「しらぬ」、「火」は「ひ」、「い」と読みます。
「不知火」は「ふちか」ではなく、「しらぬい」と読むようにしましょう。
「不知火」の意味
「不知火」とは、夏の夜に、九州の八代海や有明海に見られる無数の火影(ほかげ)のことを言います。
「不知火」の「不」は、「~ない」、「~しない」などを意味しています。
また「知」は、「しる」、「しらせ」などを表しています。
さらに「火」は、「ひ」、「か」、「火曜日」などの意味を持っています。
「不知火」の言葉の使い方や使われ方
・『清見オレンジと中野3号ポンカンを交配して作られた「不知火」と言う名前のミカンがあります』
・『不知火は光の不規則な屈折現象により、海上で漁火(いさりび)などが増えて見えたり、消えたりします』
・『不知火は「しらぬい」、「しらぬひ」と発音されます』
まとめ
「不」は否定を表す漢字なので、「不知」で、「しらない」、「しらぬ」と言う意味になります。
「不知火」は漢字の意味から見ると、「知らない火」と言う意味合いになります。
「不知火」は「しらぬい」と読むことを覚えておくと良いでしょう。