この記事では、「世論」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「世論」の正しい読み方は「せろん」と「よろん」どちら
「世論」には3つの読み方があります。
1つ目は「せろん」で、音読みになります。
音読みとは、中国の発音を元にした読み方です。
2つ目は「せいろん」で、こちらも音読みになります。
「世」の音読みは「せ・せい」で、どちらも使われています。
3つ目は「よろん」で、重箱読みになります。
重箱読みとは、音読みと訓読みを組み合わせた読み方です。
正しい読み方の結論
「世論」は「せろん」「せいろん」「よろん」いずれも正しい読み方で、読み方により意味が違ってきます。
「世論」の意味
「世論」の読み方による意味の違いは以下の通りです。
「せろん」「せいろん」と読む場合、「社会の問題に対して、世間一般の人々が持っている意見や考え」という意味です。
「世論」はもともと「せろん」と読まれていました。
「よろん」と読む場合、「人々が議論した結果に基づく意見や考え」という意味です。
「よろん」は元々「輿論」と書き、「世論」と区別されていましたが、「輿」が当用外漢字であったために、次第に「世」と使われる様になりました。
「世論」の言葉の使い方や使われ方
「世論」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『世論(せろん)に負けて緊急事態宣言を出す』
・『世論(せろん)の傾向をよく見極めて判断する』
・『内閣支持率について世論(よろん)調査を行う』
まとめ
今回は「世論」の読み方について紹介しました。
「世論」は「せろん」も「よろん」も正しい読み方で、読み方により使い方が変わってきます。
正しく使える様に覚えておきましょう。