「御所」という言葉は何と読むのが正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「御所」の正しい読み方と意味について解説します。
「御所」の正しい読み方は「ごしょ」と「ぎょしょ」どちら
「御所」という言葉の読み方として考えられるのが「ごしょ」と「ぎょしょ」の2つです。
「ごしょ」と「ぎょしょ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「御所」の正しい読み方は「ごしょ」です。
「御」には「御恩」【ごおん】「御供」【ごくう】など「ご」という読み方と、「御者」【ぎょしゃ】「制御」【せいぎょ】など「ぎょ」という読み方があります。
「所」は「所在」【しょざい】「場所」【ばしょ】など「しょ」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせると「ごしょ」と「ぎょしょになりますが「御所」の正しい読み方は「ごしょ」であり「ぎょしょ」とは読みません。
「御所」の意味
「御所」とは、「天皇など位の高い人の住まい」を意味する言葉です。
天皇や皇族の住まいを指す言葉で、特に在位中の天皇が生活する普段の住居を指します。
かつては天皇の生活の場が公務の場でもあったため現在の皇居にあたる役割を担う施設を御所と呼んでいましたが、現在は皇居内にある皇族の住まいを「御所」と呼び仙洞御所や東宮御所などいくつかの建物が存在します。
「御所」の言葉の使い方や使われ方
・『御所には天皇をはじめ皇族が住んでいる』
・『御所の回収工事が行われた』
・『皇居内の御所は皇宮警察が警備している』
まとめ
「御所」の正しい読み方は「ごしょ」です。
正しい読み方はひとつしかなく「ぎょしょ」など他の読み方は全て誤りです。
皇室関係のニュースなどでよく登場する日本人なら常識として知っておくべき言葉なので正しい読み方と意味をあわせて知っておきましょう。
