「中桟」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「中桟」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「中桟」の正しい読み方は「なかざん」
「中桟」の正しい読み方は「なかざん」です。
「中」には「中程」【なかほど】「背中」【せなか】など「なか」という読み方があります。
「桟」は「裏桟」【うらざん】「帯桟」【おびざん】など「ざん」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「なかざん」が「中桟」の正しい読み方です。
「中桟」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「中桟」のよくある間違った読み方として挙がるのが「ちゅうざん」「なかさ」です。
「中」には「中空」【ちゅうくう】「暗中」【あんちゅう】など「ちゅう」という読み方があり「桟」は「桟敷」【さじき】「桟手」【さで】など「さ」とも読みます。
どちらの読み方も「中桟」には当てはまりません。
「中桟」について説明
「中桟」とは、「強度を高めるため窓枠や扉の横に渡される材」のことです。
板の反りや歪みを防ぐため真ん中に取り付ける横の構造材を指します。
一般的にはアルミサッシの真ん中にあるガラスを上下に区切る横材や障子の横材のうち真ん中にあるものを表します。
分割式のフタの強度を高めるため分割部の下を橋渡しする形で取り付けられる構造材も「中桟」です。
「中桟」の言葉の由来
木を組み合わせた時に渡される横木のことを「桟」といいます。
「中央部に取り付けられる桟」が「中桟」の由来です。
まとめ
「中桟」は建築関係で使われる言葉で日常的にはほとんど使われませんが正しい読み方と意味を覚えておきましょう。