この記事では、「久遠」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「久遠」の正しい読み方は「くおん」と「きゅうえん」どちら
「久」という漢字は訓読みでは「久(ひさ)しい」と読み、音読みでは「きゅう」や「く」と読みます。
「遠」という漢字は訓読みでは「遠(とお)い」、音読みでは「えん」や「おん」と読みます。
「久遠」の場合、「久」と「遠」両方に音読みを当てて「くおん」、もしくは「きゅうえん」と読むのが正解です。
正しい読み方の結論
「久遠」は「くおん」とも「きゅうえん」とも読むことができます。
「久遠」の意味
「久遠」とは元々は「長く久しいこと」や「遠い過去、または遠い未来」を意味する仏教用語でしたが、転じて「永遠」や「いつまでも続くこと」という意味でも用いられている言葉です。
「久」は「久(ひさ)しい」とも書くように「長い時間」を表す漢字になります。
そして、「遠」は「遠(とお)い」とも書くように「時間や距離が隔たっていること」や「縁や関係が薄い」、「奥深い」、「遠ざける」などの意味を表す漢字です。
したがって「久遠」は読んで字のごとく「遠く長い時間」→「遠い過去、または遠い未来」や「永遠」などを表した言葉と言えます。
「久遠」の言葉の使い方や使われ方
・『彼と彼女はお互いに久遠の愛を誓い合った』
・『極寒の雪山で遭難してしまった彼は、そこで久遠にも感じる時間を過ごした』
・『子供たちの幸せが久遠に続くことを祈っている』
まとめ
・「久遠」は「くおん」とも「きゅうえん」とも読むことができます。
・「久遠」とは元々は「長く久しいこと」や「遠い過去、または遠い未来」を意味する仏教用語でしたが、転じて「永遠」や「いつまでも続くこと」という意味でも用いられている言葉です。