この記事では、「云々」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「云々」の正しい読み方は「うんぬん」と「でんでん」どちら
結論から述べると、「云々」は「うんぬん」と読むのが正解です。
「云」という漢字は訓読みでは「云(い)う」と読み、音読みでは「うん」と読みます。
「々(のま)」は、「近々(ちかぢか)」や「延々(えんえん)」のように、同じ漢字が続いて繰り返されるとき、代わりに当てられる記号です。
ちなみに、「でん」と読む漢字には「伝」がありますが、「云」とは違う漢字なので混同しないように注意しましょう。
正しい読み方の結論
「云々」の正しい読み方は「うんぬん」になります。
「云々」の意味
「云々」には以下の意味が含まれています。
・「言葉や文章を引用するとき、その後に続く言葉を省略するために用いられる語」
・「言葉にしにくい事柄を濁すときに用いられる語」
・「あれこれと批評すること」や「とやかく言うこと」、「口をはさむこと」
・「という話である」や「ということである」
「云々」の言葉の使い方や使われ方
・(言葉を省略する用法で)『顧客からは、カスタマーサービスの対応が遅い云々のクレームが届いていた』
・(言葉を濁すときの用法で)『彼と彼女の間にはお金云々のトラブルがあったらしい』
・(口をはさむことという意味で)『他の家庭の問題に出来心で云々すべきではない』
まとめ
・「云々」の正しい読み方は「うんぬん」になります。
・「云々」は「言葉や文章を引用するとき、その後に続く言葉を省略するために用いられる語」や「言葉にしにくい事柄を濁すときに用いられる語」、「あれこれと批評すること」などの意味が含まれる言葉です。