この記事では、「但し書き」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「但し書き」の正しい読み方は「ただしがき」と「たんしかき」どちら
「但し書き」は「ただしがき」と読みます。
「但し(ただし)+書き(がき)」組み合わさった言葉で、「ただし」「がき」共に訓読みになります。
訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
「但」の音読みは「たん・だん」、訓読みは「ただ(し)・ただ」、「書」の音読みは「しょ」、訓読みは「か(く)・ふみ」ですが、「但し書き」と表記する場合、「たんしかき」とは読みません。
また、「書き」を「がき」と読むのは連濁(れんだく)です。
連濁とは、2つ以上の語が組み合わさる時に、読み易くする為に後に付く語を清音から濁音に変化させる文法です。
正しい読み方の結論
「但し書き」の正しい読み方は「ただしがき」です。
「たんしかき」とは読みません。
「但し書き」の意味
「但し書き」の意味は「既に記した文章の内容などについて、説明・条件・例外などを書き添えた文のこと」です。
日常的には、領収書で金額の下に「但し、〇〇代として」と記載されることが多くなります。
「但し書き」の由来は、この様に「但し」と書いた後に説明や条件、例外などを書き表すことにあります。
「但し書き」の言葉の使い方や使われ方
「但し書き」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『領収書の但し書きを「お品代」にしてもらう』
・『説明書の但し書きを注意して読む』
・『社内規則に副業を認める条件の但し書きを加える』
まとめ
今回は「但し書き」の読み方について紹介しました。
「但し書き」の正しい読み方は「ただしがき」で、「たんしかき」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。