この記事では、「余所見」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「余所見」の正しい読み方は「よそみ」と「よしょみ」どちら
最初に「余所見」の熟語を構成する三つの漢字の個別の読みを確認しておきます。
最初の「余」の漢字の音読みは「ヨ」で訓読みは「あま(る)」です。
次の「所」の漢字の音読みは「ショ・ソ」で、訓読みは「ところ」です。
そして、最後の「見」の漢字の音読みは「ケン」で、訓読みは「み(る)」です。
従って、「よそみ」と読ませる場合も、「よしょみ」と読ませる場合も、どちらも音読み+音読み+訓読みの熟語で、「所」を音読みの「ショ」なのか、「ソ」なのかの違いと言えます。
「よそみ」と言う日本語はありますが、「よしょみ」は聞いたことがないように思われますが、いずれが正しいのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「余所見」の正しい読み方は「よそみ」であり、「よしょみ」と読むのは間違いです。
「余所見」の意味
「余所見」とは「他を見ること、及び他人から見たところ」を意味する言葉です。
この言葉における「余所」は「他の所」を意味する言葉で、そこを「見る」との意味から、冒頭の意味となるのです。
「余所見」の言葉の使い方や使われ方
・『彼は落ち着きがなく、余所見ばかりしては先生によく叱られます』
・『他のことに気を取られ、余所見をしている間に重大なことを聞き漏らした』
・『綺麗な女の子に気を取られて余所見していたら、他の人とぶつかってしまいました. 』
まとめ
「余所見」の正しい読み方は「よそみ」であり、「よしょみ」と読むのは間違いです。
また、この「余所見」とは、「他を見ること、及び他人から見たところ」を意味する言葉です。