「俗物」の読み方と意味とは?「ぞくもの」と「ぞくぶつ」の正しい読み方について詳しく解釈

「俗物」の読み方と意味とは? 読み方

映画は小説では見聞きするのに現実ではなかなか使われない表現に「俗物」という言葉があります。

この言葉は何を意味しどう読むのが正しいのでしょうか。

今回は、「俗物」の正しい読み方と意味について解説します。

「俗物」の正しい読み方は「ぞくもの」と「ぞくぶつ」どちら

使われている漢字から「俗物」という言葉の読み方を考えると「ぞくもの」「ぞくぶつ」の2つが浮かびます。

「ぞくもの」「ぞくぶつ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。

正しい読み方の結論

「俗物」の正しい読み方は「ぞくぶつ」です。

「俗」「俗人」【ぞくじん】「世俗」【せぞく】など「ぞく」と読みます。

「物」「物語」【ものがたり】「大物」【おおもの】など「もの」と読むほか、「物欲」【ぶつよく】「鉱物」【こうぶつ】など「ぶつ」とも読みます。

漢字の読み方を組み合わせてできる「ぞくもの」「ぞくぶつ」のうち「俗物」の正しい読み方は「ぞくぶつ」です。

「俗物」の意味

「俗物」とは、「金や名誉など俗にまみれた人物」を意味する言葉です。

世間にありふれていることを「俗」といい、清らかさや清潔さなどの反対の意味で使われます。

一般的には金銭欲や名誉欲など浅ましさを表す言葉として使われることが多く、そのような浅ましさにとらわれた人物を指す言葉が「俗物」です。

心根が正しくない人や気高さのない人を指し、とるに足りないつまらない人物という意味で使われます。

「俗物」の言葉の使い方や使われ方

・『俗物根性丸出しにする』
・『俗物に関わっている暇はない』
・『見所があると思っていたが所詮は俗物にすぎなかった』

まとめ

「俗物」「ぞくもの」ではなく「ぞくぶつ」が正しい読み方です。

実際に口にする機会はほとんどない言葉ですがフィクションの世界ではよく使われるので覚えておきましょう。

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