「値千金」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「値千金」の読み方とは? 読み方

この記事では、「値千金」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「値千金」の正しい読み方

「値千金」の正しい読み方は「あたいせんきん」です。

「あたい・せん・きん」は訓音読みです。

訓読みと音読みが組み合わさった読み方で、「湯桶読み(ゆとうよみ)」とも言います。

「ゆ」は訓読み、「とう」は音読みであるからです。

「値千金」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「値千金」「ちせんきん」「ちちがね」などと間違って読まれることがあります。

「値千金」について説明

「値千金」の意味は以下の通りです。

1つ目は、「非常に値段が高いこと」という元の意味です。

2つ目は転じて「極めて大きな価値や意義を持つこと」という意味です。

「値千金」は慣用句として「値千金だ・である」「値千金の夜景」などと使われます。

似た意味の言葉に「万金(まんきん・ばんきん)に値する」があり、こちらも「非常に値段が高いこと」「非常に価値があること」という意味です。

「千」「万」どちらも非常に数が多いことを表す語で、同じ意味で使われます。

「値千金」の言葉の由来

「値千金」は、中国の宋時代に書かれた漢詩「七言絶句(しちごんぜっく)」に記されている一節「春宵一刻値千金」に由来します。

これは、「春の宵は趣が深く、ほんのひと時であっても千枚の黄金ほどの値打ちがある」という意味です。

これを日本語の読み方にして「千金に値する」として使われることもあります。

まとめ

今回は「値千金」の読み方について紹介しました。

間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。

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