「値域」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「値域」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「値域」の正しい読み方は「ちいき」
「値域」の正しい読み方は「ちいき」です。
「値」には「数値」【すうち】「目標値」【もくひょうち】など「ち」という読み方があります。
「域」は「域内」【いきない】「領域」【りょういき】など「いき」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「ちいき」が「値域」の正しい読み方です。
「値域」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「値域」のよくある間違った読み方として挙がるのが「ねいき」「あたいいき」です。
「値」には「値段」【ねだん】「高値」【たかね】など「ね」という読み方があるほか「値」【あたい】とも読みます。
どちらも漢字の読み方としては正しいのですが「値域」には当てはまりません。
「値域」について説明
「値域」とは、「2次関数においてyがとる値の範囲」を表す言葉です。
xとyの2つの変数によって表される2次関数において変数yがとりうる値の範囲を指します。
変数xがとる値の範囲のことを「定義域」といい、定義域がとる値によって変動するyの値を表す言葉が「値域」です。
定義域に対応する形で「値域」が決まるのでxの範囲がわかればyの範囲も自然に導き出されます。
「値域」の言葉の由来
「定義域の入力によって決まる結果の値の範囲」に由来します。
まとめ
「値域」は関数で使われる数学用語です。
日常的に使うことはほとんどなく読み間違いやすい専門用語なので正しい意味と読み方を知っておきましょう。