「傘下」の読み方と意味とは?「さんか」と「かさした」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「傘下」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「傘下」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「傘下」の正しい読み方は「さんか」と「かさした」どちら

「傘下」の熟語を構成する「傘」の漢字の読みは、音読みが「さん」で訓読みが「かさ」で、一方の「下」は音読みが「か」「げ」で、訓読みは「した」「しも」等です。

従って、音読みを重ねれば「さんか」「さんげ」となり、訓読みを重ねれば「かさした」の読みとなります。

正しい読み方の結論

結論的に言えば、「傘下」の読みは、「さんか」が正しく、「かさした」は間違いです。

「傘」の漢字を使った熟語は沢山ありますが、訓読みの「かさ」やそれが濁った「がさ」と読む熟語としては、「傘紙」「傘地」「雨傘」「日傘」「置傘」など、実際に道具の「傘(かさ)」に直接関係する物事に、その読み方が多いと言えます。

また「傘下」以外に音読みの「さん」と読ませる熟語には「傘寿」「銀傘」「落下傘」等、本来の「傘」に直接関係する物事ではなく、そこから転じた物や、派生したものが多いと言えます。

「傘下」の意味

「傘下」とは、「大きな力を持つ人や組織に属して、その支配や庇護などを受ける立場にあること」を意味する言葉です。

「大きな力の下に入り庇護を受ける」ことを、「傘の下に入り、雨から守られること」になぞらえたのが、この「傘下」の言葉なのです。

「傘下」の言葉の使い方や使われ方

・『あの企業は大企業の傘下に入りました』
・『巨大企業には、傘下の企業が数えきれないほど沢山あります』
・『傘下の企業にも、連結決算の対象とそうでない企業があります』

まとめ

「傘下」の正しい読み方は「さんか」で、「かさした」は誤った読み方です。

「大きな力を持つ人や組織に属して、その支配や庇護などを受ける立場にあること」を意味する言葉です。

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