この記事では、「克明」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「克明」の正しい読み方は「こくめい」と「かつめい」どちら
克明という漢字表記を見た人の中には、かつめいと読む人がいるものです。
確かに克の漢字は単独でも、かつと読む事が出来るし、明の漢字も同様に、めいと読む事が出来ます。
なのでその2つの読み方を合わせて克明を、かつめいと読んでしまう事自体は特に不思議ではありません。
所が残念ながら克明は、かつめいと読むべき言葉ではなく、こくめいと読むのが正しい読み方となっています。
正しい読み方の結論
克明は、こくめいと読むべき言葉です。
というのも克の漢字は単体でも、こくと読む事が出来る上に、明の漢字は、めいと読む事が出来ます。
そのため克明は、それらの読み方を組み合わせて、こくめいと読む事が可能なのです。
「克明」の意味
克明は、十分にや良く~するといった意味がある克の漢字に、物事がはっきりしているとか光があってあかるいといった意味を持っている明の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそ克明は、細かい所まで念を入れていて手落ちがない事や、真面目で正直な事を表すのです。
「克明」の言葉の使い方や使われ方
・『これだけ克明な記録が残っていれば、彼は言い逃れ出来ません』
・『トラウマの原因を探るべく、カウンセラーにあの時の記憶を克明に辿って貰いました』
・『事故の原因を究明したいなら、もっと克明に調べる必要があります』
まとめ
克は、かつやこくという読みが出来るだけに、克明を、かつめいと読んでしまう人もいます。
ですが克明は、かつめいではなく、こくめいと読むのが正解な言葉です。
そんな克明ですが、細かい所まで念を入れており手落ちがない様といった意味を表現したい時に、用いられています。