「全幅」の読み方と意味とは?「ぜんふく」と「ぜんぷく」の正しい読み方について詳しく解釈

「全幅」の読み方と意味とは? 読み方

「全幅」はどのような読み方で読むと正しい読み方になるのでしょうか。

今回は、「全幅」の正しい読み方と意味について解説します。

「全幅」の正しい読み方は「ぜんふく」と「ぜんぷく」どちら

「全幅」という言葉の読み方として考えられるのが「ぜんふく」「ぜんぷく」の2つです。

「ぜんふく」「ぜんぷく」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。

正しい読み方の結論

「全幅」の正しい読み方は「ぜんぷく」です。

「全」には「全体」【ぜんたい】「完全」【かんぜん】など「ぜん」と読みます。

「幅」「幅員」【ふくいん】「拡幅」【かくふく】など「ふく」と読むほか、「恰幅」【かっぷく】「一幅」【いっぷく】など「ぷく」とも読みます。

漢字の読み方を組み合わせると「ぜんふく」「ぜんぷく」になりますが「全幅」の正しい読み方として辞書に記載があるのは「ぜんぷく」「ぜんふく」は記載のない誤った読み方です。

「全幅」の意味

「全幅」とは、「横幅いっぱい」もしくは「余すところなく全て」という2つの意味で使われる言葉です。

車の横の大きさや道の広さなど物理的な大きさを表す意味で使う場合は正面から見たときの横幅いっぱいを指します。

「余すところなく全て」という意味で使う場合は物理的な量やサイズではなく、信頼や信用など感情が対象になります。

どちらの意味で使う場合もこれ以上はないギリギリいっぱいを表す表現です。

「全幅」の言葉の使い方や使われ方

・『新車の全幅は1800ミリを超える』
・『出入り口よりも全幅が大きい車なので中に入れない』
・『部下に全幅の信頼を寄せる』

まとめ

「全幅」「ぜんふく」ではなく「ぜんぷく」が正しい読み方です。

複数の意味を持つ言葉なので読み方だけでなく意味も正しく覚えておきましょう。

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