この記事では、「八洲」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「八洲」の正しい読み方は「やしま」と「はっしゅう」どちら
「八洲」の「八」は、音読みで「ハチ」、訓読みで「や」、「やっ(つ)」などと読みます。
また「洲」は、音読みで「シュウ」、訓読みで「す」、「しま」と読むことができます。
「八」と「洲」を訓読みで読むと、「やしま」となります。
どちらも音読みにすれば、「はっしゅう」と読めなくもないかもしれません。
正しい読み方の結論
「八洲」は「やしま」と読みます。
また、「八洲」は「大八洲(おおやしま)」、「八島(やしま・はちとう)」とも言います。
「八洲」の意味
「八洲」とは、日本神話での日本国の古い呼び名で、「八洲国 (やしまくに) 」を略した語です。
「八」は数が多いことを表し、「八洲」は「多くの島からなる国」と言う意味があります。
「八洲」の「八」は、「や」、「やっつ」、「数が多い」などの意味があります。
また「洲」は、「す」、「しま」、「くに」などを表しています。
「八洲」の言葉の使い方や使われ方
・『「古事記」で八洲国は、淡路、対馬、佐渡など八つの島の総称とされています』
・『八洲国は「古事記」で、夜斯麻久爾(やしまぐに)の意味があります』
・『八洲国は八島国とも言います』
まとめ
「八洲」は「八島」とも呼ばれていますし、「八洲」の意味を知ることで、この読み方が「やしま」だと理解しやすくなるでしょう。
「八」は「多い数」の意味があります。
そこから「多くの島」の意味で、「八洲」と言われるようになりました. 。
「古事記」などでは実際に八つの島を挙げていて、伊邪那岐(いざなみ)と伊邪那美(いざなぎ)による国生みの話に登場しています。