「公家」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「公家」の読み方とは? 読み方

「公家」は何と読むのでしょうか。

この記事では、「公家」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「公家」の正しい読み方は「くげ」

「公家」の正しい読み方は「くげ」です。

「公」には「公方」【くぼう】「公事方」【くじかた】など「く」という読み方があります。

「家」「院家」【いんげ】なのように「げ」と読みます。

漢字の読み方を組み合わせてできる「くげ」「公家」の正しい読み方です。

「公家」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「公家」のよくある間違った読み方として挙がるのが「こうげ」「くいえ」です。

「公」には「公園」【こうえん】「公益」【こうえき】など「こう」という読み方があり「家」「家路」【いえじ】「持家」【もちいえ】など「いえ」とも読みます。

どちらの読み方も「公家」には使いません。

「公家」について説明

「公家」とは、「朝廷に仕える人」を指す言葉です。

天皇を頂点とする朝廷に使える人々を指します。

日本における貴族階級の身分に属する人を指す言葉で、明治に入り身分制度が改められるまで存在していました。

性格には三位以上を世襲で受け継ぐ家の人が「公家」に当たりますが、一般的には江戸時代までの貴族階級に当たる人全般を指す言葉として用いられています。

位階を持っている人でも武士は「公家」ではありません。

天皇のみを主とし調停で働く人が「公家」です。

「公家」の言葉の由来

元々は朝廷で働く人のことを「こうけ」「おおやけ」と呼んでいました。

幕府が成立すると幕府に仕える武士階級の「武家」に対して朝廷の貴族階級を「公家」と呼ぶようになったのが由来とされています。

まとめ

「公家」はすでに存在しない身分階級を指す言葉ですが歴史関係で使われています。

時代劇でも登場する言葉なので正しい読み方と意味を知っておきましょう。

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