この記事では、「六義園」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「六義園」の正しい読み方は「りくぎえん」
「六義園」は「りくぎえん」と読むのが正しい言葉です。
「六」を「りく」と読み、「義」を「ぎ」と読み、「園」を「えん」と読みます。
それぞれの漢字の音読みを取り入れた読み方になります。
「六義園」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「六義園」の間違いやすい読み方は「ろくぎえん」といえるでしょう。
通常、「六」の字は「ろく」と読むことが多いため上記のように読みがちですが、正しい読み方は「りくぎえん」です。
また、「園」は「その」とも読みますが、「六義園」は「りくぎその」などとは読まないので注意しましょう。
「六義園」について説明
「六義園」は東京都文京区に位置する都立公園のことを指します。
江戸時代に当時の将軍徳川綱吉の側用人であった柳沢吉保が下屋敷として与えられた土地に造った庭園で、「六義」という名称は中国最古の詩集「詩経」が由来と考えられています。
「六義園」は京都にある桂離宮の庭園のスタイルを取り入れた「回遊式築山泉水庭園」で、江戸大名庭園のシンボル的な存在ともいわれています。
明治時代に入ったのちは岩崎弥太郎氏の所有となりますが、昭和13年(1938年)に当時の東京市に寄付され一般にも公開されるようになりました。
その後、昭和28年(1953年)には国の特別名勝に指定され、現在も都内の人気スポットのひとつとして親しまれています。
まとめ
「六義園」の正しい読み方は「りくぎえん」になります。
「ろくぎえん」や「りくぎその」などとは読まないよう気をつけることが必要です。
「六義園」が歴史ある庭園という点も覚えておきましょう。
ぜひ漢字や地名を正しく覚える参考にしてください。