「内接」は何と読めばいいのでしょうか。
この記事では、「内接」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「内接」の正しい読み方は「ないせつ」
「内接」の正しい読み方は「ないせつ」です。
「内」には「内包」【ないほう】「室内」【しつない】など「ない」という読み方があります。
「接」は「接合」【せつごう】「密接」【みっせつ】など「せつ」と読みます。
それぞれの読み方を組み合わせてできる「ないせつ」が「内接」の正しい読み方です。
「内接」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「内接」のよくある間違った読み方として挙がるのが「うちせつ」「ないつぎ」です。
「内」には「内訳」【うちわけ】「幕の内」【まくのうち】など「うち」という読み方もあり「接」は「接木」【つぎき】「骨接」【ほねつぎ】など「つぎ」とも読みますが「内接」には当てはまらないので読み間違いになります。
「内接」について説明
「内接」とは、「大きな図形の中に小さな図形があり内側で辺を接していること」を意味する言葉です。
本来は数学用語で「円と多角形が各辺で接すること」または「多角形の頂点がそれぞれ同じ円の円周上にあること」を意味します。
一般的には「重なり合う二つのものが一方の内側で接すること」という意味で使われている表現で、二つ重ねにしたものが内部のみで接する状態を指しています。
「内接」の言葉の由来
「内側で接する」に由来します。
まとめ
「内接」は数学用語ですが、現在は意味が広がり一般的にも使われています。
どのような状態を表すのか、正しく理解して使いましょう。