この記事では、「刑部」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「刑部」の正しい読み方は「けいぶ」
刑期や量刑、流刑に刑罰等の言葉を目にすれば分かる通り刑の漢字は音読みで、けいと読まれる事が多いです。
もう一方の部の漢字は、帰宅部とか部門、部長に部室といった言葉の様に、音読みでぶと読まれています。
以上の事から、刑の漢字の音読みであるけいと、部の漢字の音読みであるぶとを合体させる事によって刑部は、けいぶと読むのが一般的な読み方となっているのです。
「刑部」の間違った読み方や間違いやすい読み方
品部や語り部といった言葉を見れば理解出来る事ですが部の漢字は訓読みで、べと読む事が出来る漢字となっています。
お陰で刑部の漢字を見た人の中には、けいべという読み方をしてしまう人もいたりするのです。
確かに部の漢字をべと読むのは間違いではありませんが、刑部の言葉に関しては、けいべと読むのは間違いであるため、注意する必要があります。
「刑部」について説明
刑部は、古代中国の六部の1つで、司法をつかさどっていた所を示すのです。
まとめ
刑の漢字は音読みでけいと読めるし、部の漢字は訓読みであるべと読まれる事も珍しくありません。
そのため刑の音読みであるけいと、部の訓読みであるべとを組み合わせる事で刑部が、けいべと読まれる事があるのです。
ですが刑部の言葉に関しては、部は訓読みであるべではなく、音読みのぶ読みを採用すべきとなっています。
だからこそ刑部は、けいべではなく、けいぶと読むのが正しい読み方となっているのです。
そんな刑部は、中国古代の役所で六部の1つであり、司法を扱っていた所を意味する言葉として用いられています。