「前場」の読み方と意味とは?「ぜんば」と「まえば」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「前場」の読み方と意味とは? 読み方

証券業界には他にはない独特な専門用語がいくつもありますが「前場」もそのひとつです。

この言葉は何を指していてどんな読み方をするのでしょうか。

今回は、「前場」の正しい読み方と意味について解説します。

「前場」の正しい読み方は「ぜんば」と「まえば」どちら

「前場」の読み方を漢字の読みから推察すると「ぜんば」「まえば」になります。

「ぜんば」「まえば」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。

正しい読み方の結論

「前場」の正しい読み方は「ぜんば」です。

「前」には「前半」【ぜんはん】「事前」【じぜん】など「ぜん」という読み方と、「前歯」【まえば】「客前」【きゃくまえ】など「まえ」という読み方があります。

「場」「場面」【ばめん】「広場」【ひろば】など「ば」と読みます。

漢字の読み方を組み合わせると「ぜんば」「まえば」になりますが「前場」の正しい読み方は「ぜんば」です。

「前場」の意味

「前場」とは、「午前に行われる取引」を意味する言葉です。

日本の証券市場は昼休みを挟んで午前と午後に開かれます。

1日の取引時間のうち午前中の取引のことを「前場」【ぜんば】、午後の取引のことを「後場」【ごば】といいます。

前場で最初に成立した取引価格のことを「寄付き」といい、1日の相場を見る上で重要な取引価格です。

「前場」の取引は前日の取引終了から取引開始までに起こった出来事が影響します。

特にヨーロッパとアメリカの条件視聴の動きは「前場」の相場に大きな影響を与える要因です。

「前場」の言葉の使い方や使われ方

・『前場は全体的に取引が低調だった』
・『前場で急騰したが後場では暴落する可能性がある』
・『前場でうまく売り抜けられた』

まとめ

「前場」の読み方は「ぜんば」が正しく「まえば」は誤りです。

証券業界では常識とされる言葉なので株式投資に興味のある方は覚えておきましょう。

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