この記事では、「勘繰る」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「勘繰る」の正しい読み方は「かんぐる」と「かんめくる」どちら
勘繰るを見て中には、かんめくるという読み方をしてしまう人がいます。
確かに勘の漢字は、かんという読み方をしますが、繰るの方はめくるという読み方はしません。
なので勘繰るを、かんめくるという読み方をするのは完全に誤りなので注意が必要です。
勘繰るは、かんぐるという読み方をするのが正解となっています。
正しい読み方の結論
勘繰るは、かんぐると読むべき言葉です。
というのも最初の勘の漢字は、シンプルにかんという読み方をする上に、繰るの方は、本来はくると読みますが連濁という読み方から、ぐると濁音に変化させるのです。
なので勘繰るは、そういった読み方をそのまま組み合わせて、かんぐると読む事になります。
「勘繰る」の意味
勘繰るの文字表記を見れば分かる様に、考え合わせるとか罪を調べて正すといった意味を持つ勘の漢字に、巻き付けてたぐるや順に数えるといった意味を有する繰るの文字を組み合わせる事で成立した言葉です。
だからこそ勘繰るは、気を回して悪い方向に考えてしまうや邪推するといった意味を示します。
「勘繰る」の言葉の使い方や使われ方
・『息子が自らお手伝いをする度に、何か悪さをしたに違いないと勘繰るのは親として情けない』
・『他人の親切心には何か裏があるに違いない、と勘繰るのは良くない事です』
・『彼女は夫がまた浮気したのではないかと、勘繰る事に疲れて離婚したらしい』
まとめ
勘繰るは、かんめくると読むのは間違いであり、正しくはかんぐると読むべき言葉です。
そもそも繰るを、めくるという読み方はしません。
そんな勘繰るは、邪推するとか気を回し過ぎて悪い風に考えるといった意味を示します。