この記事では、「厭わない」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「厭わない」の正しい読み方は「いとわない」と「かなわない」どちら
厭わないの文字表記を目にした人の中には何となくな感じで、かなわないと読んでしまう人がいるものです。
所が肝心の厭の漢字には、かなという読みはないため厭わないを、かなわないと読む事は出来ません。
厭わないは、かなわないではなく、いとわないと読むべき言葉となっています。
正しい読み方の結論
厭わないは、いとわないと読むのが正解な言葉です。
というのも厭の漢字はそのまま、いとという読みが存在します。
なので後に続く平仮名の、わないと組み合わせる事によって厭わないは、いとわないと読む事が出来るのです。
「厭わない」の意味
厭わないは、嫌だと思って避けるや嫌がるといった意味がある厭の漢字に、否定の意味を有している、わないの平仮名を付け足す事によって成立した言葉となっています。
だからこそ厭わないは、嫌がらないとか、嫌だと言って避けないといった意味を表すのです。
「厭わない」の言葉の使い方や使われ方
・『彼はどんな犠牲も厭わない覚悟で、現在の事業を始めたそうです』
・『彼女は料理や掃除といった家事を厭わない性格なので、専業主婦に向いています』
・『私は愛する彼女のためなら、罪を犯す事さえも厭わないという覚悟があります』
まとめ
厭の漢字には、かなという読み方自体が存在していません。
以上の事から厭わないを、かなわないと読む事すら不可能であり、この様に読むのは間違いです。
厭わないは、いとわないと読むのが正しい読み方となっています。
更にそんな厭わないは、嫌がらないといった意味を示す際に、用いるべき言葉です。